2017年12月28日

柴田理恵の怖い話「タキシードの男性」

これは柴田理恵が実際に体験された怖い話。

柴田さんが仲間たちと共に、ワハハ本舗を作る前、佐藤B作さんの劇団にいたころの話。

名古屋に古くからある劇場でのこと。

講演を明日に控え、佐藤B作さんなどのベテランはホテルに泊まり、当時若手だった柴田さんたちは劇場の大部屋で雑魚寝をすることになった。

夕食後、疲れていた柴田さんは誰よりも早く布団に潜り込んだ。

その夜、柴田さんは疲れていたのだが途中で起きてしまった。

そして突然、金縛りになってしまった。

金縛りの中、無我夢中で手を動かして隣で寝ているはずの劇団員に助けを求めるが、柴田さんの周りには誰もいない。

なぜ誰もいないのか不思議だ。

ふと見ると、枕元にタキシードを着た小柄な男性が、柴田さんの目を覗き込んでいた。

柴田さんは怖いというよりも、その男性がなぜ自分のことを見ているのか不思議だったそうだ。

しばらくするとその男性は消え、柴田さんも眠りに落ちていった。

翌朝。

柴田さんは、自分の見に起きた不思議な体験をみんなに話した。

だが誰も取り合ってはくれない。

柴田さんは皆に、「みんなは昨日の夜は、なんでいなかったの?」と尋ねてみた。

すると、柴田さんがあまりにうなされているものだから、仲間たちは柴田さんを避けるような形で寝ていたらしい。

心霊体験については、誰も信じてはくれないし、取り合ってもくれなかった。

だが、後輩の劇団員のイトウさんだけは違った。

実はイトウさんにも同じものが見えていたらしい。

イトウさんは柴田さんがタキシードの男性と見つめ合っているのを、横から見ていたのだ。

「イトウさん、なんで助けてくれなかったの?」

と柴田さんは言った。

だが、イトウさんにも事情があったらしい。

イトウさんの足元には女性の霊がいて、鏡に向かってずっとお化粧してるから動けなかったというのだ。

それだけではない。

その部屋は、幽霊だらけで動くに動けなかったそうだ。

タキシード.jpg
posted by 管理人 at 01:50 | タレント